年々、夏期(7~9月)に学生との重要接点を設ける企業様が増えています。
そこから逆算すると、年内のこの時期(11月~12月)からすでに「28卒戦略のアウトライン」を検討しはじめなければなりません。
「今シーズンの採用ピークを迎える前に/次年度の戦略を策定せねばならない」のが、昨今の採用活動の難しさ。
今号では、「新任採用担当者さま向け研修」シリーズ後編として、28卒に向けた戦略策定の「実践的な手順とコツ」をお伝えします。
▼ステップ0: 「戦略のアウトライン検討」を簡易的に行う方法
▼ステップ1: 26卒実績データを活用した仮説の提示(=市場の傾向・流れを把握)
▼ステップ2: 27卒前半期データによる仮説の検証&自社の活動評価
▼ステップ3: 自社にフィットする「グッドケースの選定」と「具体的ラフ案の策定」
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▼ステップ0: 「戦略のアウトライン検討」を簡易的に行う方法
戦略立案をフルスペックで行うと、次のような段階を踏むことになります。
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市場環境分析(3C+SWOTなど)→課題と仮説の抽出→ゴール設定→ターゲットとポジショニング→ブランディング方針→計画・プロセス作成
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全て実施するには、「5営業日程度の合宿」もしくは「Mtg 2時間×10回以上」を要します。
しかし実際にこの工数を確保するのは現実的ではありません。
「27卒業務と並行するため時間がない」
「採用市場や業務理解のレベルが異なるメンバーが参加する」
こうした中で議論を進めるためには、
「概念的な議論はなるべくショートカットして」
「自社および他社の実データを常に参照して議論する」ことを推奨しています。
以下、具体的な3ステップをご説明します。
▼ステップ1: 26卒実績データにもとづく仮説・予測(=市場の傾向・流れを把握)
多くの企業様が、27卒の選考本番はこれから。
したがって、採用活動の入口(募集)から出口(内定)までのトータルな流れを掴むには、【26卒データ】を用います。
STUDENTS’REPORT(本サービス)がご提供する以下のデータをぜひご活用ください。
*データのダウンロードはすぐできます(各リンクをクリック→画面上のダウンロードボタンをクリック。個人情報の記入等はありません)
(1)主要企業のエントリー締切一覧
→【26卒】商社・金融業界(25/3/12時点)
https://www.pivot-inc.co.jp/250312/
→【26卒】メーカー・サービス業界(25/3/19時点)
https://www.pivot-inc.co.jp/250319/
→【26卒】夏季採用・6月以降の追加募集(25/5/27時点)
https://www.pivot-inc.co.jp/250529/
(2)主要企業の選考プロセス一覧(『CASE&TREND トレンドリーダーの選考』)
→【26卒】トレンドリーダー56社の選考
https://www.pivot-inc.co.jp/250801-1/
主要企業の実態をもとに、以下のトレンドを掴みます。
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【1】選考時期のパターン
(例)本選考直結インターンからの早期選考、オープンコースからの後期選考
【2】上記のパターンごとの特長
(例)本選考への接続・選考プロセスの作り方、それらのスケジュール設定 等
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※来週11/20号には、SR編集部による26卒データの読み解き・分析結果を掲載予定。
STUDENTS’REPORT(本サービス)のデータ活用チュートリアルとしても、お読みいただけます。
▼ステップ2: 27卒前半期データによる仮説の検証&自社の活動評価
26卒データで市場の全体観を頭に入れた上で、27卒前半期の実データと照らし合わせます。
※インターン経由選考のトレンドに関しては、27卒インターン情報をご活用ください。
→【27卒】商社・金融業界 インターン(9/18時点)
https://www.pivot-inc.co.jp/250918/
→【27卒】メーカー・サービス業界 インターン(9/25時点)
https://www.pivot-inc.co.jp/250925/
(1)他社の27卒前半期動向との照合
→予測した仮説・トレンドが正しそうか、新たな変化・留意点をチェック
(2)自社の27卒前半期結果、後半期計画 との照合
→自社の活動の妥当性や課題を、あらためて言語化
(3)(1)と(2)の差分を比較
→新卒採用市場における、自社の優位点・劣後点などを洗い出し
※再来週11/27号では、「27卒の募集情報を早期に公開している企業のケース分析」を掲載予定。上記(2)(3)の仮説検証&自社の活動評価にご参考いただけます。
▼ステップ3: 自社に応用可能な「好事例の選定」と「来期計画ラフ案の策定」
仮説の精緻化と自社の活動評価(課題など)が見通せたら、「課題をクリアした成功イメージに近い他社事例」を選定します。
グッドケースと自社の現行計画を掛け合わせて叩き台を作り、調整を加えれば「来期計画の具体的なラフ案」が出来上がります。
主要企業の事例データはSTUDENTS’REPORT(本サービス)でもご提供しておりますし、他のベンダーからも提供があるでしょう。
ただし、その中から自社に合致する「適切な事例・手法」を取り入れるには、自社固有の競合関係、社内リソースの制約などさまざまな前提を考えることが求められます。実際にはかなり難度の高い作業です。
「自社の課題やビジョンのヒアリング→推奨事例の選定から来期計画のラフ案作成」でしたら、おおむね60~90分程度の無料相談でご対応可能です。
→お問合せ・お申込みはこちらへ
support@pivot-inc.co.jp / 080-3361-8481 (担当:豊崎)
【ご予約フォーム】
https://app.spirinc.com/t/FnSXE-cdZcg0CfAVSpny_/as/h_TM_TW64YFZpDhw-3_NU/confirm
▼それでも議論が進まない/チームがまとまらない場合は
・議論が割れる要因に絞って「前提となる概念・理論の研修(ワークショップ型/座学型)」
・ミーティングのファシリテーターまたはオブザーバーとして参加
などもご提供しております。
無料相談チケットの残りをお使いいただくことも可能です。お気軽にお声がけください。
→お問合せ・お申込みはこちらへ
support@pivot-inc.co.jp / 080-3361-8481 (担当:豊崎)
【ご予約フォーム】
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