今週号では、メーカー・サービス業界の主要企業の募集コースやエントリー締切日程などの情報一覧と、現時点での傾向についてご紹介します。
年々、募集要項や選考スケジュールの公開を早める動きが強まっています。採用サイトでの公開より前に、プレエントリー学生のマイページに募集コースや選考スケジュールを先出しする企業も目立ってきました。
競合企業群の今後の動きを読む意味でも、本情報を参考にしていただければ幸いです。
なお、公開情報の範囲は企業により異なります。未公開項目(空欄)がある点、ご了承ください。
1)メーカーの傾向(1/28時点)
【コース設計】
・オープンコースと初任配属確約型のコース先(職種・部門・勤務地など)の併用を行っていた企業はいずれもそのままの設定を維持。事務系の採用数が少ない企業では、事務系総合職一本での募集も見られる。
・募集は「オープンコース」でも、エントリー段階で希望職種やポジションを登録させるなど、選考過程で職種や部門の絞り込みを行い、実質的には配属確約となるトレンドも継続中
【募集受付期間】
・初回のエントリー締切日程の早期化が一定見られる。日本製鉄は、昨年から約2か月前倒して初回締切を1月中旬に設定。清水建設のグローバル職文系も昨年より1か月弱前倒した2月上旬に設定されている
・初任配属確約のコースの締切は、オープンコースより早期に設定するケースも
【プロセス・手法】
・サントリーではビジネス部門オープン通常選考で「AIアバター選考」導入。大量母集団の一次処理を円滑化しつつ、選考体験としての納得感をどう担保するか(評価観点の説明・フィードバック設計等)が今後の論点になると思われる
■各社別の情報まとめ(メーカー)
●日本製鉄
・グローバル職のES締切を約2か月早期化、1月中旬に
●三菱ケミカル
・「事務系」一本のコース設計だが、ESで募集ポジションの第3希望まで登録
●清水建設
・ES締切を約1か月前倒し、1月中旬に
●花王
・27卒から専門職コース/グローバルビジネス職コースに設計変更。専門職コースは1職種のみ選択可。グローバルビジネス職コースは1職種または複数職種を選択
・専門職コースはES締切1か月前倒し、2月中旬に設定
●資生堂
・SalesとBrand Marketingは選考直結型インターン経由のみで募集。学生の動線的には“夏秋のインターン接点で勝負が決まる”設計に
●サントリーホールディングス
・ビジネス部門、デジタル&テクノロジー部門のいずれもオープン選考とインターンシップ経由選考の二本立て。インターンシップ経由選考では、最終面接・内定出しが1か月程度早期化
●キリンホールディングス
・事務系営業コース(早期選考)では、ES締切が1か月以上前倒して年内12月中旬に
2)サービスの傾向(1/28時点)
【コース設計】
・デベロッパーでコース設計の変更が見られる。三菱地所は4月/6月選考から一般選考(第1期/第2期)に変更し、第1期の内々定も3月頃に前倒し。また、インターンを廃止し、第1期の本選考プロセスに2daysグループワークを組み込む新たな試みも
三井不動産は「3月/6月選考」から時期別選考を廃止、2月に選考を行う1タームのみに変更
・電通・博報堂はインターン直結型選考と通常選考の2本立て。早期で囲い込みつつ、後発層にも門戸を残す設計が定着
【募集受付期間】
・初回のエントリー締切日程の前倒しがいくつか見られる。東京ガスでは1か月強の前倒しで年内12月中旬に
■各社別の情報まとめ(サービス)
●三菱地所
・4月/6月選考から一般選考(第1期/第2期)に。第1期の内々定は3月頃と推測
・インターン廃止に伴い、第1期の選考プロセスに2daysグループワークを組み込み
・第2期の選考プロセスは昨年と変更なし(2daysグループワーク開催なし)
●三井不動産
・総合職は6月選考および時期別選考を廃止。選考時期も3月から2月へ前倒し。ピーク時期を前に寄せ、早期に母集団を確保し競合より主導権を取りにいく動きが明確に
●商船三井
・陸上系事務職のES締切が1か月程度前倒し、1月下旬に
●NTTデータ
・コース設計は昨年から変わらないが、人事・財務や電力系ファシリティマネジメントなど複数コースでES締切を1か月前倒し、1月下旬に設定
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