各企業の25卒選考要項（採用コース・日程など）がひきつづき開示されています。
STUDENTS‘REPORTでは1月24日号でも概況をお知らせしました。
今号では前回取り上げた企業も含め、最新の状況を報告します。
なお正式な情報公開となる3月1日以降のデータは、3/6号、3/13号に掲載予定です。
※ 詳細データ（Excel）を上部からダウンロードいただけます。
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【3月1日を待たない情報告知 さらに進む】
倫理憲章や政府指針など過去の経緯をふまえ、「採用マイページの開設」「ES締切など募集要項の公表」は3月1日以降に行うことが通例となっています。
（現在も公式の日程要請は変わっていません）
ただし実際には、3月1日以前に募集要項（ないしその一部）を告知する企業が増えています。
25卒採用では、日系大手でもすでに告知を始めた企業の方が多い印象です。
※情報公開が3月1日以降と予想される大手企業は金融業界に目立ちます（メガバンク・信託各行、日本銀行、国際協力銀行、野村證券など）。
そのほか「トヨタ自動車」「NTT東日本」なども、公開は3月1日以降となりそうです。
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【ES受付中～早期締切を設ける企業も】
採用サイトに公開される情報に加えて（募集要項、採用コース・選考フローなど）、マイページ内でES設問・締切日程などを案内する企業も増えています。
また現時点でES受付中の企業、初期のES締切を終えた企業もあります。
＜日本生命＞
現時点でES提出可能。2月中はES先行受付期間とし、正式受付は3/1からと案内。
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【２ターム制の選考 さらに広がる】
商社各社、サントリーなど従来からの企業に加え、デベロッパー大手も「６月以前の応募日程（２ターム制）」を開始します。
＜三菱地所、三井不動産＞
二社とも「4月選考／6月選考」を導入。
「4月選考」のエントリー締切は、三菱地所（3/7）、三井不動産（1次：2/12、2次：3/4）。面接開始は4月を予定。
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【複数の軸（職種／勤務地／部門など）を掛け合わせたコース選択】
「総合職vs専門職」「全国勤務vs特定エリア勤務」などのシンプルな募集枠組みから、学生の希望ごとに細かなコースを指定できる企業もみられます。
設計自由度の高い募集枠組みとして「みずほフィナンシャルグループ」が先鞭をつけましたが、25卒採用では東京海上日動も新しい試みを導入しました。
＜東京海上日動＞
専門性の高い特定職種「SPEC採用」とは別に、「総合職」「エリア総合職」でも初期配属の希望を選べるコースを新設
オープンコース（部門指定なし）／Corporate & Globalコース／営業コース／損害サービスコース
（※エリア総合職では首都圏地域のみ３コースを用意）
https://www.saiyou.tokiomarine-nichido.co.jp/information/bosyu/
【職種・配属先と直結した「インターン経由選考」】
＜資生堂＞ すべてのインターンシップが「職種別採用」に直結
「Sales」「Brand Marketing」「Digital Marketing」など
https://recruit.shiseido.com/recruit/event_01_sales.html
＜三井物産＞
新人事制度の導入にあわせてインターンシップと初期配属の関係を整理
7/1導入の新人事制度では、担当職／業務職の区分を総合職に一本化し、総合職内に３つの職務グループを新設
25卒採用の各インターンは、初期配属の職務グループに紐づく
※5月開催の「Open Internship」のみ、職務グループとの紐づきなし。選考プロセスを通じて配属希望を絞り込んでいく形。
（新・人事制度）
https://career.mitsui.com/company/hrsystem/
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