【24卒】メーカー・サービス秋以降インターン速報


 

メーカー・サービス業界の24卒向けインターン情報をお伝えします。

自社プログラムやスケジュールの点検等にぜひお役立てください。

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【概況(メーカー・サービス)】

 

▼昨年は秋冬タームのみ→今年は夏ターム追加の動き

昨年は秋冬に開催されたインターンが、今年は夏にも開催される傾向が見られました。従来からのターゲットである「秋冬から就活を本格化する学生」に加え、漸増傾向の「夏から積極的に動く学生」と接点を持つため、タームを増加した企業が多いと推測されます。

 

JX石油開発「【事務系】インターンシップ 」 
 昨年2月→今年8〜9月・2月

 

三菱重工「MHI INTERNSHIP 2022」 

 昨年11月〜2月→今年8〜9月・12〜1月

 

日立製作所「インターンシップ(事務系)」 

 昨年2月→今年9月・1〜2月

 

パナソニック「Professional Internship Program(PIP)WORKSHOP TYPE」 

 昨年2月→今年8月・9月・1月・2月(昨年1Day→今年2Days) 

 

商船三井「MOL 1day college 陸上総合職<事務系>」 

 昨年10月〜1月→今年8月〜12月  ほか

 

 

▼オンライン+対面のハイブリッド型が増加

住友電工富士フイルムなど、オンライン+対面の「ハイブリッド型」プログラム構成が増えてきた印象です。

 

ソニー「BMP(Business Master Program)」(1・2月)は、昨年と同じ4コース設計ですが、コースにより形式を変更しています。

昨年はすべてオンライン開催でしたが、今年は経理コースがハイブリット型、経営企画・事業管理コースおよび財務コースは対面に変更。セールス&マーケティングコースのみ引き続きオンラインの予定です。

 

また、電源開発JTBなどは、同一プログラムで対面回とオンライン回を設け、学生に判断を委ねています。

 

 

▼低学年対象のキャリア教育プログラムも

富士通「FUJITSU Academy 〜Next Leadership Development Program〜」(10月)は、「大学1・2年生、高専生、専門学校生向けキャリア教育プログラム」と銘打たれたプログラムです。次世代リーダー像とイノベーションの生み出し方を2日間で学んだ後、参加者が大学生活で実践、半年後に成果を発表・表彰する仕組みで、本格的な就活前の低学年層に継続的にアプローチできる建付けになっています。

 

パナソニックは、「Professional Internship Program(PIP)」(1〜2月)のうち、「WORKSHOP TYPE」コースを「デザイン経営を学ぶ2daysのキャリア教育型プログラム」と設定。「デザインに関する専門知識不要」「希望職種に関わらず誰でもエントリー可」を強調し、「学部1年生以上」に募集をかけています。

 

低学年から知名度をあげて志望層のすそ野を広げ、将来リーチ可能な母集団の生成を促す狙いがあると思われます。

 

 

▼インターン参加決定前の説明会にも様々な工夫

複数の企業でインターン参加決定前の施策に工夫が見られました。参加決定後より多数の学生と接触できる点を活用する意図が見受けられます。

 

東レは「事務系インターンシップ」(1・2月)の参加決定前の説明会を、「人事採用課長が登壇、直接コンタクトがとれる珍しい機会」と宣伝しています。

 

三井不動産「Summer College」(8〜10月)、「Winter College」(2月)では、参加決定前の説明会には「エントリーした全員が参加可能」と強調、企業説明やチャットによる質疑応答、課題発表などを行っています。

 

日本郵船「Invitation to NYK Career school」(11月)の参加決定前の説明会は抽選形式です。内容は職種紹介動画、3職種の社員によるパネルトークと質疑応答になっています。

 

 

▼サービス業界でもデジタル人材ニーズの高まり。施策・コースの増加

サービス業界でも、デジタル人材採用の動きが多く見られます。応募条件に高度なスキル・経験を求めるケースも散見され、高い専門性を持つデジタル人材のニーズが高まっている様子がうかがえます。

 

三井不動産は、デジタル人材向けの「ハッカソン」(10月)を今年は「Summer College」の1コースに組み込んでいます。DX事例紹介や「テクノロジーを用いて人の賑わいを生み出すワーク」などを実施予定です。ここでも他コースと同様、参加できなかった人向けの応募者限定特別イベントが用意されています。

 

野村総研も「『実践型』インターンシップ」に、新たに「DXエキスパートコース」(8・9・11・12月)を追加。9〜10日間の中期インターンで、DSコースとDXエンジニアコースに分かれます。2コースともシステム開発やプログラミングの経験などが必須とされ、合格者はデータサイエンス/AI・DXエンジニアリングの部署で業務に携わります。

 

JTBは「JTBグループ1Day仕事体験」に、「デジタル」コース(8〜12月)を設定。また、この「1Day仕事体験」は、その後の「3Daysインターンシップ」の参加条件となり、複数プログラムが連携された施策となっています。

 

東京電力東京ガス大阪ガスなどのインフラ系の業種でも、DXをテーマにしたコースを設定しています。

 


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