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再掲【22卒】インターンフォロー


<特徴的なケース紹介>

 

例年、年明けから、早期接触学生へのフォローが本格化する企業が多く見られます。

今号では参考情報として、昨年(22卒)に実施されたインターンフォロー施策を再掲します。

本選考への導線検討などにご活用ください。

 

まずは、昨年(22卒向け)の特徴的なフォローケースを再掲します(21年1月13日号より)

 

 

▼【昨年の状況】メガバンク:リクルーターによる手厚い個別面談

 

インターン後の座談会やフォローアップイベントに加え、三菱UFJ銀行では年明けからメンターや現場行員と面談の機会が設けられた。

三井住友銀行では2月以降に若手社員による選考対策の機会が設定されるなど、例年同様メガバンクでは手厚い個別面談の機会を用意。

リクルーター面談は、企業理解を深めるだけでなく選考に慣れるための場にもなるため、学生の参加意欲は一般的に高くなる。三菱UFJ銀行ではインターン参加者全員に早期選考を案内するなど、インターンからの優遇も大きくなっていた。

 

 

▼【昨年の状況】三井住友海上:インターンの成果に応じ、異なるフォロー

 

10月のMSインターンシップ内で最終プレゼンテーションに準優勝すると「MSインターンシップPremium」(4daysの職場受け入れ型)のES選考免除権を、優勝すると同インターンのES選考免除権に加え社員訪問券を授与されるなど、パフォーマンスによってフォローの内容が変わる設計になっていた。

 

 

▼【昨年の状況】NTT都市開発:定期的な接触+1dayインターン

 

夏インターン参加者には「座談会」「メンター面談」などの定期フォローを実施。さらに、12月にはインターン参加者限定の「1day就業体験」を実施、好意的な評価を得ていた。

 

「座談会、メンター面談等で定期的に顔を合わせていた社員や学生と臨む就業体験だったため、リラックスして楽しめた」

「夏インターンと重複する内容は避け、収支計算のレクチャーや、ステークホルダーのヒアリング体験等、新たな学びがあった」等

 

インターン本体の内容を踏まえ、企業理解の上積みはもちろん、新たな「学び/気づき」を提供することが、好印象維持の重要な要素になる。

 

 

▼【昨年の状況】野村證券:年内から個別接触を積極展開

 

インターン参加者に対し年内から積極的に個別接触を進めていた。11月インターンの2週間後から、担当人事によるフォロー面談を開始。参加者の一部には、希望する性別/年次の社員との「特別個別座談会」が実施された。

 

また、専門職種コースインターンでは、12月にはインターン参加者にOB訪問を設けるなど、例年よりも個別接触とそれに続く見極めを前倒す傾向が見受けられた。

早期から学生の興味に沿う社員と引き合わせることで、本選考前に自社へのグリップ度を高めておく効果が期待できる。

 

またフォローの時期も、印象を左右する重要な要素になる。「インターンからあまり間をおかずに実施してくれると(インターンでの)感触が残った状態で会えてよい」との声も聞かれた。

 

インターン後の印象を維持するTIPSとして、農林中央金庫では、インターン最終日に(間をおかず)フォローアップの案内をしていた。

 


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【22卒再掲】21年1月時点のインターンフォロー各社状況_2022.01.12.
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