■座談会参加者(すべて26卒)
ユウタ(旧帝大クラス 男性) 商社、広告など内定
アキラ(旧帝大クラス 男性) 銀行、コンサルなど内定
リン(旧帝大クラス 女性)銀行、証券など内定
ユミ(旧帝大クラス 女性) 商社、コンサルなど内定
ダイキ(旧帝大クラス 男性) 商社、コンサルなど内定
ハルナ(旧帝大クラス 女性) 商社、コンサルなど内定
※すべて仮称。プロフィール・発言内容(社名・施策名等)は特定のできない形に修正を加えています。
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1.好印象のフォロー施策
●迷いを解消する“対話の場”は効果大
ユウタ「A商社では、競合のB商社と迷っている学生に、B社と迷った末にA社に決めた社員との1on1面談を複数回設けてくれた。しかも現場社員だけでなく、以前から面識のある人事やメンターも来てくれて、一緒に和やかに会話する姿が好印象だったな」
アキラ「それ、いいですね。僕はCコンサルで、同じ大学出身の社員が専属サポーターとしてついてくれたんですけど、自分の迷いにも誠実に寄り添ってくれたのですごく安心感がありました」
リン「“迷い”っていう話でいうと、私は金融D社が印象に残っています。外資金融と迷ったと伝えたら、外資金融からD社に転職した役員クラスの方との1on1を、1月まで毎月組んでくれたんですよ。大切にされている感じがして結果的に印象がアップしました」
ユミ「E総研でも似たような感じを受けました。内定承諾で迷っていたら、大学OGや人事社員をアサインしてくれて、すごく丁寧に相談にのってもらえたのが嬉しかったです。『そこまでしてくれるんだ』って驚きました」
●“職場のリアル”が見える場に価値
アキラ「F銀行では、IT系志望者向けに模擬面接とか食事会があって、業務理解が深まりました。配属先の行員と話す中で、自分がどんな働き方をしたいかイメージが湧いてきたのが大きかったです」
ダイキ「僕はGコンサルの懇親会かな。オンラインだと分からない社員の雰囲気が掴めて、“あ、この会社いいかも”って思いました」
リン「“現場のリアル”はH証券で感じました。インサイダー情報を扱う部署にも特別に入れてもらえて、社員が働く様子をそのまま見られたのが衝撃的で。他社では入れない場所なので特別感もありましたし」
ユミ「リアルといえば、I商社の部署配属型インターンもよかったです。海外支社の方と会議できたり、工場に同行させてもらえたり。実務に触れて入社後の働く姿がクリアになりましたね」
ハルナ「私が嬉しかったのはJ商社のインターン後の再交流イベント。違う月に参加した人とも会える機会があって、メンターとも再会できました。
あと、Kコンサルで人事社員との食事会や、興味ある分野の社員とピンポイントで話す機会を設定してくれたのも誠実さを感じました」
2.志望度低下や辞退につながったフォロー施策
●連絡手段とタイミングに配慮を
アキラ「F銀行では、意思確認のタイミングで面談希望が出せるんです。その希望を出したら、事前調整なしで突然電話がかかって来て…。授業中とかで出られないことも多く、3回も逃しました」
ダイキ「それ、僕もあった。L商社は面接通過や予約連絡が非通知で電話してくるんです。こちらから折り返しもできず本当に困りました。他社の選考もあるから即時対応できないし…」
ハルナ「Kコンサルでは、面談案内が直前過ぎて行けなかったことがありました。就活生もそんなに暇じゃないんですけどね…」
●ニーズのズレ、優遇差別などで気持ちが離れる
ユウタ「僕は、M広告代理店のキャリアパス面談が正直あまり意味を感じられなかったですね。最終面接前でタイミングも微妙だったし、目的も内容も曖昧でした」
アキラ「大手SIerのNの内定者親睦会は任意参加ですが、内定者主催なのでちょっと不安でしたね。Slackでの情報共有もごちゃごちゃしていて見づらかったです。
それとO銀行、インターン参加者への選考優遇が人によって明らかに違いすぎて…。気づいた瞬間に冷めて、選考辞退しました」
ユミ「F商社のWEBテストが、部署配属インターンが終わってやり切った感があった後に実施になっていて、正直“なぜ今?”って感じでした。
あとPアドバイザリーは、内定後のイベントが飲み会や新年会ばかりで、肝心なキャリア相談系が全くなかった。結果的に気持ちが離れていきました。
E総研は、とにかく選考の間隔が空きすぎて。1ヶ月後にまた連絡しますって言われても、その間に他社の選考が進んで、気持ちが揺れちゃうんですよね」
リン「その話で思い出したんですが、政府系金融Qでキャリア面談をしてもらった時、迷っていた投資銀行業界に詳しくない方が担当で…。話が噛み合わず、そのまま選考辞退しました」
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