前号は、「採用サイトの効果を最大化するための論点」をご紹介しました。
その際、採用サイトに対する(作り手の)期待を(受け手の)現実と照らし合わせることが重要であるとお伝えしました。
今回は、受け手である学生座談会から見えてきた「採用HPの現実的な受け止められ方」を、辛口な生声でお届けします!
→学生の生声(座談会記事)は上部からダウンロードできます。
以下、生声から抽出した<新卒採用HPの課題リスト>もご活用ください。
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■座談会内容
・「採用HPを見た企業」の範囲
・HPの閲覧目的と他の情報源
・見る価値のあるHPメニュー
・UX/UIのNGケース
・好評だったコンテンツ×演出
■座談会メンバー(26卒)
ミナ (旧帝大クラス・女性) 政府系金融、素材メーカー、メガバンク志望
コウ (旧帝大クラス・男性) 総合商社、政府系金融、広告、コンサル志望
ナオト (早慶クラス・男性) 官僚、政府系金融志望
アサコ (早慶クラス・女性) 業界不問、「社会貢献」「ホワイトな働き方」軸で志望
ジュン (旧帝大クラス・男性) IT、金融IT職種、コンサル金融志望
ケン (旧帝大クラス・男性) 外資系金融、コンサル、政府系金融志望
※すべて仮称。プロフィール・発言内容は個人特定のできない形に修正を加えています。
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<まとめ>
学生の生声から課題リストをまとめました。
●そもそも「閲覧対象企業」「閲覧目的(活用タイミング)」が限定的。受験対象にならないと見てもらえない
●情報収集の手段として、就活サイトやSNS、OB訪問が優先され、採用HPの活用度が低い
●UX/UIが複雑で情報が探しづらいと感じている
●モーション系の演出(アニメーション・動画など)/大きな画像などが閲覧の妨げになっている
●タイパの良いコンテンツ、人コンテンツによるリアリティアップなどが求められている
残念ながら、現状の採用HPは投下コストに見合う効果が得られていないように思います。
今期の改訂を検討される際には、より学生目線に立って採用HPの位置づけと設計を見直されることをお勧めします。
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