4/8付の日本経済新聞掲載「2025年春入社の新卒採用計画調査」より、主要企業の採用数推移(20卒以降)をまとめたデータをご提供いたします。
採用戦略の立案において、自社が向き合う市場・競合の実数把握は不可欠です。しかし参照データとして「(中小などを含む)大卒全体の求人倍率」はマクロすぎますし、「直接競合の採用人数」のみでは、隣接業界などからの波及効果を見落とすことになります。
26卒シーズンの初動にあたり、自社にとって適切なサイズの市場実態を測るための基礎データとしてご活用ください。
※今年から日経「新卒採用計画調査」の集計方法が変更されています。
・文理別の数値を廃止。大卒計(および短大等を含む総計)のみに
・途中集計を省略、最終集計(年1回)のみに
※出典:日経採用計画調査
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC3041Y0Q4A330C2000000/
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<25卒 大卒採用計画サマリー>
24卒(入社見込み)と25卒(計画人数)を比較しています。
▼商社
・おおむね前年並み
三井物産 127(24卒見込み)→約130(25卒計画)
伊藤忠商事 156→150
住友商事 101→約100
双日 127→約120
※三菱商事、丸紅、豊田通商は「25卒の計画未定」
・三井物産、双日の24卒(入社見込み)は、当初の24卒計画より増加
三井物産 約110(24卒計画)→127(24卒見込み)
双日 80→127
▼金融
・三菱UFJ銀行、三井住友銀行がともに増加。23卒を底として、昨年から採用数の増加傾向がみられる。
三菱UFJ銀行 357(24卒)→約400(25卒計画)
三井住友銀行 484→550
※みずほ銀行は「25卒の計画未定」
<参考>メガバンクの採用数推移(20卒~、大卒計)
三菱UFJ銀行
512(20卒)→375(21卒)→382(22卒)→330(23卒)→357(24卒)→約400(25卒・計画)
三井住友銀行
622→542→472→369→484→550
みずほ銀行*
550→510→410→380→500→計画未定
(*20~23卒はみずほフィナンシャルグループ計)
・その他、採用数を増やす企業
三井住友海上 255(24卒実績)→約340(25卒計画)
第一生命 401(24卒実績、計画数460)→約525
野村グループ 350→約420
▼メーカー
・25卒計画は未定の企業が多い。技術職を含めた数値である点にも留意
・採用数を増やす企業
日本製鉄G 459(24卒実績)→536(25卒計画)
三菱重工 390→555
日立製作所 660→730
富士フイルムHD 852→990
・採用数を減らす企業
AGC 155(24卒実績)→139(25卒計画)
キヤノン 281→約215
サントリーG 236→約170
▼サービス
・25卒計画は未定の企業が多い。技術職を含めた数値である点にも留意
・デベロッパー
三井不動産 前年並み(24卒実績63→25卒計画65)
・鉄道
JR東海は増加、JR東日本は前年並み、JR西日本は減少と分かれた
JR東海 24卒実績288→25卒計画390
JR東日本 346→約340
JR西日本 558→約500
・ANA 増加(24卒実績142→25卒計画165)
・野村総研 増加(24卒実績477→25卒計画約500)
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