【25卒】メーカー・サービス秋以降インターン速報


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25卒【STUDENTS REPORT】2023.11.22付録_メーカー・サービス秋以降インターン速報(11月22日時点)
25卒【STUDENTS REPORT】2023.11.22付録_メーカー・サー
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25卒【STUDENTS REPORT】2023.11.15付録_商社・金融秋以降インターン速報(11月15日時点)
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*各社インターン一覧は、上部からダウンロードできます。

※前回配信分の「商社・金融秋以降インターン速報」のExcel版も合わせて添付しております。

 

【概況(メーカー・サービス共通)】

 

▼「選考直結型」の明記が増えるも、施策日数については三省合意の影響は限定的

 

既報の通り「三省合意」により、汎用的能力活用型インターン(5日間以上)ではインターンで得た学生情報を本選考に活用できるようになりました。

 

メーカー・サービス業界での「5日間以上のインターン」追加は、サントリーHD、キリンHD、JT、三井不動産、東京電力HDなど一部企業に留まりました。

すでに5日間以上のインターンを導入済みの企業が多いことも理由の一つと思われます。

 

その他、「選考直結」を明示するケースが増えた点に三省合意の影響が見られます。

サントリーHD、キリンHD、JT、ニトリといった消費財メーカーのほか、博報堂などでも「選考直結型」「内定直結」といった表記が見られました。

サントリーHDやNHKでは、本選考にオープン選考とは別のインターン経由コースを導入すると明示しています。同様の動きが他社でも増えていくことが予想されます。

 

〔サントリーHD〕

「ビジネス部門(ブランドマネージャー)」、「同(セールス)」、「財経部門」の3コース設計に(いずれも2月、5日)。

本選考に「インターンシップ経由選考」を設けると明示。

 

〔キリンHD〕

夏開催の「KIRIN INTERNSHIP 2025 マーケティングコース」(9月、5日)と同様に選考直結型を明記した「人事コース」(12月、5日)を新設。

 

〔JT〕

「地域密着型総合営業インターンシップ」を、9月の2日間から10月末からの5日間に変更。参加者の一部に対し、本選考への優先案内およびメンター社員によるキャリア検討サポートを案内。

 

〔資生堂〕

「セールスインターンシップ」(10月、2日)および「サプライチェーン職種体感インターンシップ」(11月、1日)について「採用直結型」を明記。高評価者には次の本選考ステップを案内。

 

〔ニトリ〕

「CAREER DESIGNコース」(4月~1月、2日)、「ITコース」(5月~1月、4日)では早期選考への招待を明記。「INNOVATIVEコース」(8・9・12月、3日)では本選考ステップの一部免除を明記。

「INNOVATIVEコース」のESでは「ニトリの現状を全否定しなさい」との設問があり、参加前に企業理解が進んだと評価する声も。

 

〔三井不動産〕

昨年は4日間だった「Winter College」を5日間に変更。

昨年同様、優秀者には本選考プロセスで一部免除の場合ありと明記。

 

〔東京電力HD〕

昨年は1日~3日間だった複数のインターンを5日間に変更。うち「デジタルトランスフォーメーション(DX)コース」は、昨年の2月中旬の3日間から1月下旬の5日間に変更。

 

 

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【概況(メーカー)】

 

▼財務・経理・人事など専門職コースの新設が相次ぐ

 

トヨタ自動車、三菱重工、キリンHD(前出)などで財務・経理、人事など「特定職種に特化したコース」が新規導入されました。

昨年度まではデジタル関連コースの新設が目立ちましたが、今年は事務系の専門職種にも拡大した印象です。

 

〔トヨタ自動車〕

「事務系インターンシップ」は昨年の3コース(人事/法務/経理)に加え、海外営業/生産管理・物流/調達コースを追加。昨年と同じ2月の5日間で開催予定。

昨年は1dayインターンの参加者/参加予定者への限定案内だったが、今年はプレエントリーのみの学生にも案内されている。

 

〔三菱重工〕

財経志望者向けの「MHI 2-DAY FINANCE WORKSHOP 2日でわかるMHIの経営とビジネスの最前線」(12月)を新たに導入。2日間で東京(本社)と兵庫(製作所)の2拠点を移動する設定。

 

 

▼一部で早期化・晩期化が見られるも、昨年並み開催が主流

 

富士フイルム、神戸製鋼などで複数日程のインターンを1?3か月程度前倒した一方、日産自動車、JTなどでは1?3ヵ月程度後ろ倒しになりました。

なお、メーカー全体では昨年並みの開催が主流となっており、近年進行していた早期化傾向は一段落したと思われます。

 

〔早期化〕

富士フイルムは「Winter Internship」の初回タームを昨年より1か月ほど早い12月上旬に設定。日程として指定された3日はそれぞれ1週間ほど間が空いており、その間にグループワークを進める設計は昨年と同じ。

神戸製鋼は1dayの「文系インターンシップ/業界理解編『コベルコハココニイル』」を昨年より3か月ほど早い11月から開始。

 

〔晩期化〕

日産自動車は「【事務系対象】NISSAN 1dayイベント ~自動車業界のビジネスを1日で理解するオンラインワークショップ~」を、昨年より1か月ほど遅い12月に予定。

JTは「地域密着型総合営業インターンシップ」を、9月の2日間から10月末からの5日間に変更。

 

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【概況(サービス)】

 

▼新規導入は短期プログラムが中心

 

サービス全体ではインターンを新規導入した企業は少数派です。

採用活動を再強化中のANAやJTBグループを別にすると、電通、電源開発(J-POWER)が新規インターンを案内しています。いずれも1日完結型で、学生との接点を増やす目的と推測されます。

 

〔電通〕

「電通ビジネスプロデューサー体験DAY」(12月、1日)、「BX・DXインターン 未来変革カイギ」(12月、1日)を導入。

 

〔電源開発(J-POWER)〕

昨年のプログラムに加え「秋期インターンシップ 半日コース」(10月、1日)、「文系向け・冬期インターンシップ【アドバンス】」(12月、1日)を導入。

 

 ▼早期化傾向は一段落

 

三井不動産、楽天G、東京電力HD(前出)の一部施策で昨年より早期化が見られたものの、サービス全体としては昨年並みの開催が主流です。メーカー同様、早期化傾向はいったん落ち着いた印象です。

 

〔三井不動産〕

「三井不動産×チームラボ 2daysワークショップ」は、昨年度より1か月半ほど早い10月下旬に開催。

 

〔楽天G〕

「Winter Internship」の職種系・事業系の複数コース(1日/2日)を、1~2月開催から12~1月に前倒し。

 

 

▼フォローやセカンドインターンなど設計上の工夫により、学生の離脱防止を図る

 

インターン選考応募の先行受付やインターンフォロー、セカンドインターンなどを通じ、応募/参加学生のリテンションをはかる工夫が見られます。

 

〔野村総研〕

「冬期実践型インターンシップ ITソリューションコース」(11~1月、5日)では、ES先行受付期間を用意。ES・動画面接を早めに提出すると締切前に次の選考に案内する可能性を明示。

 

〔リクルート〕

「RECURUIT BUSINESS CAMP ~個の色を重ねて、未来を描け~」(11~12月、3日)の参加者に対し、「完全招待制イベントへの招待」「メンターによる継続的なキャリア検討支援」「高評価者の選考一部免除」を明示。

 

〔JTBグループ〕

夏~冬開催の「1日仕事体験 Basicコース」参加者限定で「5daysインターンシップ Advancedコース」(9・12・2月)を開催(選考あり)。

 


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