「23年春入社の新卒採用計画(日経本社調査)」の最終集計が、日経・日経産業新聞(4/22付)で発表されました。
3/30号でお伝えした一次集計データをアップデートしましたので、ご活用ください。
主要企業を抽出、かつ20卒からの採用数推移がわかるよう再編集しています。
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<23卒大卒採用計画 サマリー>
▼商社
三菱商事、伊藤忠商事、丸紅は未定。
22卒まで事務系中心に人数を絞り込んでいた三井物産は前年並みの約100名。住友商事も昨年から横ばいの約100名。
▼金融
メガバンクは絞り込みを継続。3行合計の採用数は1100名、前年実績(1264名)から164名(約13%)の減少。
三菱UFJ銀行320名(▲62)、三井住友銀行400名(▲72)、みずほFG 380名(▲30)の見込み。
国際協力銀行は増加見込み。日本政策投資銀行は未定。
損保では、東京海上日動が約490名と、23卒は下がり幅は小さくなったものの、コロナの影響を受け始めた21卒からの減少傾向は継続(21卒▲25→22卒▲93→23卒▲17)。
一方、三井住友海上は毎年の絞り込みから一転、今年は前年並みの約200名。損保ジャパンは22卒同様、増加の見込み。
生保は増減が分かれる。日本生命は約690名(▲40)、住友生命は約300名(▲50)と減少。一方、第一生命は388名(+64)、明治安田生命が約750名(+75)と増加。
証券は、野村證券の330名(+30)をはじめ軒並み増加傾向。SMBC日興証券320名(+96)、大和証券G 500名(+100)の増加が目立つ。
▼メーカー
おおむね増加もしくは前年並みが多数。
技術系採用の増員傾向が目立つ。特に鉄鋼(3社で80名増)、化学・素材(8社で230名増)。
電機・精密機械・機械では前年並みが多い中、ソニーGの大卒含む総計で約1300名(+200)が目を引く(大卒計は非公表)。
学生人気の高い食品も、サントリーG160名(+46)、JT約130名(+43)、味の素 約100名(+10)と積極採用の傾向。
▼サービス
デベロッパーは、ほぼ前年並み。
鉄道は、JR東海、JR東日本ともに下がり幅は縮小したものの、厳しい絞り込みは継続。JR東海は310名(▲168)、JR東日本も約310名(▲71)の見込み。
一方、海運は商船三井が倍増の80名(+40)、日本郵船も増加予定。
コンサル・シンクタンク/IT・SIerは、全般に増加傾向。とりわけデロイトトーマツGの1100名(+ 310)、アビームコンサルティングの250名(+70)が目立つ。日本IBMも総計で800名(+220)となっており、増加枠の多くは大卒が占めると推測される。
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