3/28付の日経・日経産業新聞に掲載された「23年春入社の新卒採用計画調査(1次集計)」より主要企業を抽出、かつ20卒からの採用数推移がわかるよう再編集しました(具体的なデータは添付資料を参照)。Excel形式のため、加工してご利用が可能です。
なお、今回発表の1次集計では「採用数未定」も多い点、ご注意ください。
本調査の最終集計は例年4月下旬発表です。
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<23卒大卒採用計画 サマリー>
▼商社
三井物産、住友商事はいずれも約100名と昨年から横ばい。
双日も前年度の計画数と変わらず(100名。採用実績は89名)。
メタルワンは5名増加し約20名。
三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、伊藤忠丸紅鉄鋼は未定。
▼金融
国際協力銀行は増加見込み。その他の政府系金融・メガバンクは未定。
損保では、東京海上日動が約490名と、23卒は下がり幅は小さくなったものの、コロナの影響を受け始めた21卒からの減少傾向は継続(21卒▲25→22卒▲80→23卒▲30)。
一方、損保ジャパンは22卒同様、増加の見込み。三井住友海上は未定。
生保は増減が分かれる。日本生命は約690名(▲40)、住友生命は約300名(▲50)と減少。一方、第一生命は388名(+64)、明治安田生命が約750名(+75)と増加。
証券は、野村證券の330名(+30)をはじめ軒並み増加傾向。SMBC日興証券は未定。
▼メーカー
化学・素材は、三菱ケミカルを除き軒並み増加。22卒で見られた技術系の絞り込みも、23卒では三菱ケミカル(22卒96→23卒75)以外では見られない。
AGCは、事務系を21卒時点まで戻す見込み(21卒17→22卒23→23卒17) 。
電機・精密機械・機械では、パナソニック、ソニーGが未定だが、その他はおおよそ横ばいもしくは増加傾向。一方、キヤノンは事務・技術ともに絞り込みを継続、事務系は約20名(▲10)、技術系は約130名(▲38)の予定。
▼サービス
鉄道は、JR東海、JR東日本ともに下がり幅は縮小したものの、厳しい絞り込みは継続。JR東海は310名(▲168)、JR東日本も約310名(▲71)の見込み。
デベロッパーは、おおよそ横ばい。
コンサル・シンクタンク/IT・SIerは、全般的に増加。とりわけ、デロイトトーマツGの1100名(+ 310)、アビームコンサルティングの250名(+70)が目立つ。
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