<概況とハイライト>
▼エントリー1次締切日程は、おおむね前年並み。3月初旬〜中下旬におさめる企業が多いが、B to Bメーカーを中心にやや早期化の傾向
▼Webテストは未だ自宅受験が主流。ただし、一部企業ではオンライン監視型の自宅受験と選択できる形でテストセンターへの切り替えが始まる
▼ANA、JALが新卒採用再開し、事務系地上職で第二新卒も受付。JTBも新卒採用を再開し、コロナで深刻な影響を受けた業界も少しづつ回復基調に
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(1)メーカーの傾向 →詳細は添付資料をご覧ください
▼1次締切
・グローバル職(総合職)締切のボリューム層は3/10~3/20、全体的に若干の早期化
・1週間程度の早期化がみられたのは、三菱マテリアル、INPEX、JX石油開発、旭化成、ブリヂストン、三菱重工、川崎重工、トヨタ、本田技研、パナソニック、NEC等
・対して、富士通、富士フイルム、日鉄エンジニアリング、デンソーでは1週間〜1ヶ月ほど後ろ倒し
・ソニーは職種別コースの選考を優先。職種別コースの締切は1ヵ月以上前倒し3/8に、WILLコース・専門性不問コースは逆に1週間程遅い4/27に設定
▼エントリー課題
・昨年とほぼ変わらず、ES、適性検査、顔写真提出が主流
・不正の懸念からか、一部の企業ではテストセンターへの切り替えも見られた。ただし、自宅受験(監視型)との選択可能なケースも
・味の素は、エントリーの際のデザイン思考テスト受験が必須要件に変更
▼その他ピックアップ
・パナソニックはコース別採用にセールス&マーケティングを新設し、人事や法務などをコーポレートスタッフとして一本化。職種確約をしないWILLコースも継続運用
・資生堂のセールス職・マーケティング職は、21年夏・秋の選考直結インターンからの採用に限定
・一方、日本ロレアルは昨年同様、インターン経由ではなく本選考を実施。締切は12/1と若干早め
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(2)サービスの傾向 →詳細は添付資料をご覧ください
▼1次締切
・前年並みの日程感が大勢を占め、コンサルを除けば3月中の日程が主流
・早期化の傾向はメーカーほど強くなく、目立った前倒しは商船三井、東京電力、リクルート程度。商船三井は3/12とおよそ1ヶ月前倒し、日本郵船と同じ3月中に設定
・一方、三菱地所4/13、NTT東日本4/1、東京ガス4/6は昨年より3週間ほど後ろ倒し。JR東海3/23、日本郵船3/28、東急不動産3/28も昨年比1~2週間遅れ
▼エントリー課題
・目立った変更はなく、基本はES、顔写真、適性検査。デザイン職ではポートフォリオの提出を求めるケースが多い
・適性検査は、メーカーと同様、一部でテストセンターが復活
▼その他ピックアップ
・JALが業務企画職(地上職 事務系)、業務企画職(地上職 数理・IT系)、業務企画職(地上職 技術系)、自社養成パイロット、客室乗務職の新卒採用を再開。募集停止期間を踏まえ、20卒以降の応募を認める
・東急不動産は、エントリーマイページ内に特定大学生向けコンテンツを配信(「○○大学 先輩社員インタビュー」)
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※添付資料の「職種分類」定義
・総合職(事務・グローバル):
事務系職種での入社で、配属部門の固定がない。また、昇進・昇給や勤務地・転勤などに限定条件がない
・総合職(エリア):
事務系職種での入社で、配属部門の固定がない。一方で、・昇進・昇給や勤務地・転勤などに限定があり、業務内容は限定されないが補助的な業務の比率が高いこともある
・専門職:
配属部門がほぼ恒久的に固定される。多くは高度専門職種(ただし、デジタル系を除く)
・デジタル職:
専門職のうち、IT・システム(デジタルマーケティングを含む)に関与する職種
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